フィルタメニュー
フィルタはオーディオの選択部分にエフェクトを加えます。エフェクトとは、オーディオ入力に対しある種の変換を加え、それをファイル内に戻すことです。選択部分がなければ、フィルタを適用する前にファイル全体が選択されます。
いくつかのフィルタには設定を保存できます。オプション位置を設定値として保存し、後で呼び出して利用できます。何通りかの設定値をデフォルトの設定フォルダに保存できます。デフォルトの設定フォルダ内のファイルは、 "設定" ポップアップで見ることができます。設定を作成するには、ポップアップボタンから "新しい設定を作成" を選び、名前をつけて保存してください。それからオプションを変更します。どの変更もすぐにその設定に保存されます。設定を変更せずにオプションを変更したい場合には、設定ポップアップから "デフォルト" を選択してください。
名前を変更するなど保存された設定の管理を行う場合は、ポップアップメニューから "設定リストを Finder に表示" を選択してください。Finder で設定フォルダが開かれるので、設定ファイルを管理することができます。設定はユーザのホームディレクトリの "~/Documents/Sound Studio/Presets/" フォルダに保存されます。
最後に使用したフィルタ
メニューの最初の項目には、前回使用したフィルタが表示されます。これを選べば、オプションウインドウを開かずに、選択部分にフィルタを再適用することができます。
音量
このコマンドは、選択部分のオーディオの音量を上げたり下げたりします。オプションダイアログには変更量をデシベル(dB)とパーセント(%)とで示しています。音量を適正なレベルにあわせるには ダイナミクスコンプレッサ やノーマライズをご参照ください。
フェードイン
このコマンドは音量 0 から最大音量まで、直線的にフェードを適用します。
フェードアウト
このコマンドは最大音量から音量 0 まで、直線的にフェードを適用します。
カスタムフェード
カスタムフェード をご参照ください。
ノーマライズ
ノーマライズ をご参照ください。
ダイナミクスコンプレッサ
ダイナミクスコンプレッサ をご参照ください。
ダイナミクスエキスパンダ
ダイナミクスエキスパンダ をご参照ください。
ノイズゲートエキスパンダ
ノイズゲートエキスパンダ をご参照ください。
ノイズ付加
編集中の選択部分にホワイトノイズを加えます。ノイズを加えることで、録音内容から他の音をマスクできます。
DC オフセット
このコマンドは、ディスプレイの波形を垂直方向にシフトするために使用します。手動モードでは、波形のシフト量を入力し、選択部分全体を移動させます。"DC オフセットを自動削除" モードでは、20 Hz 以下の信号をすべて削除し、0 ボルトラインを中心とした信号とします。これは録音のダイナミックレンジを広げるのに役立ちます。
補間
このコマンドは、選択部分の始点から終点まで、スムーズなラインを描くことで、波形内の個々のスパイクを修復します。良い結果を得るには、1:1 にズームインし、スパイクの周辺だけを選択します。ファイル全体を選択しこのフィルタを適用すると、ファイルの始点から終点までが直線となってしまいますが、それはこのエフェクトに望むことではないはずです。
極性反転
波形を入れ替える、つまり正の電圧を負に、負の電圧を正にします。波形ビューでは、波形を X 軸で反転させるエフェクトで、オリジナルと比較すると上下が逆になります。このフィルタを使用しても違いは聞き取れないでしょうが、このフィルタはケーブルの結線を正負逆にしてしまい、逆極性で録音を終えてしまった場合に役立ちます。このフィルタを適用すれば、極性をもとに戻せます。
ディスプレイ中心線より上の波形を正、中心線より下の波形を負と考えれば、極性反転フィルタは正の部分を負に、負の部分を正にします。ステレオ録音したファイルで片方のチャンネルが他方に対して逆の極性になっている場合、このフィルタは役にたちます。このようなオーディオをステレオで聴くと、中央から音が聞こえず、横から音が聴こえてきます。
左右チャンネル入れ替え
このコマンドは、選択した 2 つのトラックを入れ替えます。3 つ以上のトラックがある場合は、奇数番号のトラックが偶数番号のトラックと入れ替わります。
逆方向/オーディオを逆転
ファイルのオーディオを逆転し、逆方向から再生した音になります。
コーラス
コーラス を参照してください。
ディレイ & エコー
ディレイ & エコー を参照してください。
フランジャ
フランジャ を参照してください。
ピッチ & テンポ
ピッチ & テンポ を参照してください。
リバーブ
リバーブ を参照してください。
3-バンドイコライザ
3-バンドイコライザ を参照してください。
10-バンドイコライザ
10-バンドイコライザ を参照してください。
グラフィックイコライザ
グラフィックイコライザ を参照してください。
ハイパス
ハイパス を参照してください。
ローパス
ローパス を参照してください。